世界の斜陽から

旅ブロ ADHD 元売人 時々四つん這い be動詞と出会った24の夏 自転車 船 鉄道 飛行機 野営 なんでも可 終わりなき道程と 果てしなき世界の歪(ひず)みに 斜めに映る この眼差しから思いを込めて

アイスランド 〜準備編・その4〜


=ふとした懐かしい光景とは

一様に過去から引用されたものと

限定されるべきではない

そこには、これから起こるべき万象だけでなく

心音で幾度となく唱え 想定と備えを重ねた情景であったり

盟友と夢を見、一縷の望みが巻かれながら

他者へ渡り 本来の信念とは形を変えつつも

映し出されたものなど

また、過去や交わりを覚えた人々との間で

蓄積された哀しみと諦めが呼び寄せる

可視化できぬ 心情などが

法則も持たず 足音も遺さず

蘇るのである=

前回までのあらすじ
自転車屋のお兄さんに勧められ、アイスランドの地形に対応したメーカーが取り揃えられているとゆう店舗を探しに
馬喰横山まで向かった筆者
そこで待っていたのは旅路の厳しさを忘れさせる、アンニュイなスタンスの店員さんであった


僕 (以下オリーブ) ”オイッス!!!”

店員(以下ポパイ) ”どうも、、、いらっしゃいませ”

オリーブ ”お兄さん、自転車好きそうですね〜”

ポパイ ”ええ、そりゃもう当たり前じゃないですか”

オリーブ ”実はカクカク然然で、ある程度予算に見合ったものを探していまして”

ポパイ ”うわぁ、なんか羨ましくてよだれ出てきましたよ”

オリーブ ”お兄さん、ここに並んでいるTREKは値段が張るものが多いけど5〜6万で僕の希望に見合いそうなのはありそうですか?”

ポパイ ”正直、この予算ですと車両価格にも満たないのでカスタムまで含めると難しいかもしれませんね”

アイスランド 〜準備編・その5〜 に続く